「英語が苦手だから、海外旅行はちょっと不安…」
そんなふうに感じられたことはありませんか。
実は、私自身がそうでした。
けれど、中国語を少し話せるようになってから、旅先で助けられる場面が何度もありました。
この記事では、
「中国語は世界でどれくらい話されているのか」と、英語が苦手でも旅を楽しめた私自身の体験をお伝えします。
そもそも「中国語」は世界でどれだけ話されているの?
中国語(普通話/Mandarin Chinese)は、世界的に話者数が多い言語です。
特に、第一言語(母語)話者の数では世界で最も多く話されている言語です。中国語を話す人口は世界で9億〜11億人以上で、「ネイティブスピーカー」という点では、英語を抜いて世界一の話者数です。

これは世界中のおよそ10人に1人以上が中国語話者だということで、英語に次いで、あるいは母語人口では英語を追い抜く話者数ということになります。

中華人民共和国だけの人口で14.09億人(2024年)、日本の人口が1.24億なので、ざっくり日本語の10倍規模の話者数というイメージですね。※中国の人口は14億人ですが、全員が中国語(普通語)ネイティブというわけではありません。
ということで、
「英語は苦手だけれど、海外で人と話したい」と思ったときに、中国語が話せれば旅行の安心感につながる。と言えます。ね。
実際、管理人は英語はからっきしダメで、ほぼほぼ中国語と肝っ玉だけで旅行を楽しんでいます(自慢になりませんが…)。
中国語は旅行でも役に立つ言葉だった~私の体験~
ここからは、私が実際に中国語を使って旅したときの体験談をお伝えします。
英語が得意でなくても=できなくても、中国語を少し話せることで、旅がどれだけ安心して楽しくなるかを感じてもらえれば嬉しいです。
台湾往きの飛行機~空気が和む瞬間

息子の初めての海外旅行は、1歳5か月のときの台北旅行でした。
着陸態勢に入った時に息子が激しく泣き出してしまい、新米ママの私は困り果てていました(音が大きくて怖いの?じっとしてないといけないのがダメなの?わけワカメでした…)
そんなとき、後ろの席に座っていた台湾人のご婦人が、座席の間から話しかけてくれました。
「宝贝因该耳朵不舒服的。给你这个,让他吃吧。会好一点哦」
(きっと耳が気持ち悪いのよ。飴ちゃんあげるから、舐めると和らぐよ)
一字一句覚えているわけではないのですが、だいたいこんな感じのことを言ってくださったので、「そうか、(気圧で)耳が痛いからなんだ」ということに気付いたり、まだ1歳半の息子に、アメをたべさせたことがなかったので、飴ちゃんは有難く私が頂いたのですが、このご婦人の一言で、辺りに漂っていピリリとした空気がほどけて、すごく救われました。
シンガポールでの体験~子どもの発熱と中国語の温かさ

息子が3歳のときに訪れたシンガポール。ホテルのエアコンが思いのほか寒く、息子が発熱してしまいました。
お粥を買って部屋で食べさせたいけれど、食べさせるレンゲやスプーンが見当たらず困っていました。
そこで中国語が通じそうなスタッフの方にレンゲと小さいお椀を借してとお願いしました(ホテルには中華系、マレー系、インド系のスタッフがいました)。すると、にこやかに対応してくれて、併せて、温かい白湯をポットに用意してくれたのです。
中国のことわざ?医食同源の考え方に「水土不服」というのがあります。いわゆる「水が合わない」という意味なのですが、エアコンの冷えのほかに息子もそれでだろう。とういことでした。
なので、
「まずはポットのお湯をミネラルウォーターと半分ずつ混ぜて、体を慣れさせながら飲ませたほうがいいよ」とやさしくアドバイスまで下さいました。
ちょっとした心遣いもですが、古来、医学や技術は中国から伝来したものが多いので、なるほど~と思う民間療法に安堵した記憶があります。
おかげさまで息子は翌日にはケロっとよくなっていました。谢谢~。
マレーシア~方向音痴でも中国語で道案内してもらえた

また別のある時、クアラルンプールを散策していたとき、方向音痴の私は目当てのお店がどうしても見つからず完全に迷子になっていました。
近くにいらした中国語が話せそうな女性に勇気を出して声をかけてみたところ、笑顔で店まで案内してくれたのです。
これは、スマホがまだ一般的でなかった2000年代初頭のことで、「中国語ができたら世界が広がる」と、いまでも心に残っています。
私が好きな歌手・梁静茹(フィッシュ・リョン)さんも、マレーシア出身の中華圏の大スターです。中国・マレーシア・シンガポール・台湾・香港はエンタメも一つの文化圏です。中国語ができれば東南アジアのエンタメも思いっきり楽しめます。
香港~普通話でも十分通じる文化圏

香港の街を歩くと、広東語が飛び交っているのが通常モードですが、実は普通話で話しかけても意思はしっかり伝わります。
こちらは中国語、返事は広東語か英語という会話パターン成り立ちます。香港の方々は中国語は聞いて分かるけど話すのは得意ではない、私は英語は聞くと何となく単語は拾えるけど、英語で返せない。なので、旅行レベルなら、必要十分だと感じました。
ホテルやレストラン、ショッピングでも、簡単な中国語があれば十分にコミュニケーションが成り立ちました。
そして、香港で映画を観たのですが(香港ノワールの大ファンです)、音声は広東語、字幕は中国語・英語併記が出ていたこともあり、内容を理解できたこともうれしい体験でした。
番外編・シアトル~中華街で感じる中国語の存在感

北京に住んでいた頃、アメリカ・シアトルに旅行に行きました。お米が恋しくなってシアトルの中華街で食事をしたとき、まるでそこが中国の街角のように中国語が聞こえてきました。オーダーも中国語でできました。
世界中に華僑や華人の方がいます。「旅先どこでも中国語がかならず通じる人がいる」という安心感はかなりのもので、中国語の底力を感じます。

そして、ご飯をお箸で食べる文化と医食同源の感覚が似ているのが何よりも心強いポイントです。
大人世代のあなたへ中国語学習のすすめ
若干こじつけかもしれませんが、数々の珍道中を経て「中国語は英語が苦手な人ほど、旅での力強い相棒になる」という実感を持ちました。
世界中の至るところで中国語が役に立つ状況を私は何度も体験しました。
中華圏への旅だけでなく、中国語を少し話せるだけで、現地の人との距離はぐっと縮まり、旅の思い出はさらに深くなります。
50代以降の大人の方でも、無理なく始められる中国語の勉強は、
「旅がもっと安心で豊かになる言葉」という意味でも、ぜひおすすめしたいと思っています。
よくある質問(FAQ)
- Q英語が苦手でも、本当に大丈夫?
- A
大丈夫です。
中国語が通じる国と地域は、中国・台湾だけでなく、シンガポール、マレーシア、香港、世界各地など、意外とたくさんあります。
英語が得意でなくても、中国語が少し話せるだけで安心感がぐっと増します。
- Q50代から中国語を始めるのは遅くない?
- A
まったく遅くありません。
大人世代だからこそ、「旅で使いたい」「人と話したい」という目的がはっきりしている分、無理なく続けやすいと感じています。楽しみながら学ぶことが、いちばんの近道です。
- Q中国語はまったくの初心者でも、旅行で使えるようになる?
- A
はい、なります。完璧に話す必要はなく、「伝えたい気持ち」と簡単なフレーズだけで十分に通じる場面は多いです。実際、私自身も旅先で何度も助けられました。
まとめ
最後に、この記事でお伝えしたかったことを、ざっくりまとめます。
・中国語は世界で広く話されている言葉です。
・旅の現場で、中国語が役立つ機会は意外と多いです。
・英語が苦手でも、中国語があるだけで旅はずっと安心になります。
・旅の思い出が、言葉によってさらに深くなります。
「英語が苦手だから旅はちょっと…」そう感じていたあなたにも、中国語はきっと旅の心強い味方になってくれます。旅游快乐!一路平安!

