Geminiで作る中国語ナローリーディングのやり方【AI中国語学習】

narrow-reading-chinese 中国語
Geminiで作る中国語ナローリーディングのやり方

以前の記事で、AIを使って中国語を学ぶ方法を7つのステップでご紹介させていただきました▶ AIで中国語を学ぶ7ステップ

7つあるAI中国語学習ステップの3番目にあたる

ステップ③ ナローリーディング(狭义阅读 / Xiáyì yuèdú)

は、中国語の語彙力や表現力を伸ばすのに非常に効果的な学習方法です。

この記事では、ナローリーディングの具体的なやり方を、Geminiを使った実例とともに詳しく解説していきます。

AIを使うことで、

・自分の興味に合わせた中国語の文章
・自分のレベルに合わせた教材
・音読やシャドーイングの練習 

などを、簡単に作ることができます。

今回は、Geminiを使って

・中国語の文章作成
・ピンイン(読み方)の追加
・シャドーイング用テキスト
・朗読スピードを測るアプリ を作成しました。

みなと
みなと

朗読スピードを計測するアプリは、ChatGPTではうまくいかず、現時点ではGemini一択です。シャドーイングまででしたらChatGPTでも作れますので、使い勝手に応じてGeminiかChatGPTでお試し下さい。

それでは、実際にGeminiを使ったナローリーディングのやり方を見ていきましょう。

①Geminiに中国語の文章を書いてもらう

まずはGeminiに中国語の文章を書いてもらいます。

次のようなプロンプトです。私はGeminiに音声で話しかけました。

朝起きてすぐコーヒーを飲むのが日課。」という話題で200単語程度の、HSK3級レベルの中国語の文章を書いて

するとGeminiが、約200語程度の中国語文章を作ってくれます。

※「HSK3級レベル」と指示すると以下のような文面です。ご自身の希望に応じて、レベルと文字数を調節した指示にしてみてくださいね。

chinese_bunshou
普段の自分の話題で文章を書いてもらいます。
みなと
みなと

Geminiさんが、なんとも中国語っぽい面白い起承転結のある文章を吐きだしてくれました。「朝は白湯を飲んだ方がいい」というくだりはGeminiオリジナルです。「ブラックコーヒー」を「黒珈琲」と言っていますが「不要加牛奶和糖」か「原味」の方が一般的な気がしますが、練習なので細かいことは目をつぶりましょう。

AIを使うメリットは

・自分の興味のあるテーマ
・自分のレベルに合った中国語 で文章を作ってくれることだと思います。

同じテーマの文章を繰り返し読む(ナローリーディングする)ことで、関連する単語や表現をまとめて覚えることができますし、それがあなたの生活にマッチした内容だとより身に付きやすいです。ぜひ、「朝、コーヒー」のような一つのテーマに絞った、さまざまな文章をGeminiに作ってもらって、色々な表現に触れてください。

②ピンインをつけてもらう

次に、Geminiに「ピンインをつけてください」とお願いすると、スルスルッと中国語の文章にピンインを付けてくれます。

gemini_pinyin
Geminiがピンインも併記してくれます。

漢字のすぐ上に付けてくれると更に嬉しいですが、現時点では↑の画像のような形です。音読練習にお使いください。

みなと
みなと

あれ?と思ったのは「一件」の声調。本来は一声+四声なので、yī jiànでいいのですが、声調変化で二声+四声になるパターンなので、ピンインは参考程度にした方がよさそうです。

③Gemini Canvasで音読スピード測定アプリを作る

次にGeminiの「Canvas機能」を使っていきます。

Geminiの質問入力欄の下にある「Canvas」をクリックして指示を出すと、簡単なWebアプリを作ることができます。

ここで次のプロンプトを入力します。

(中国語の文章を貼り付けてから)貼り付けた中国語の文章の単語数を数えて、読み終わった時間を計測し、SPMを自動計算するシンプルなwebアプリをつくってください。

音読計測アプリ
Geminiが音読計測アプリを作ってくれます

右に画面が開いて、プログラムのコードが何やら動いて、じっと見守っていると、数秒で中国語朗読練習アプリが完成、画面右側に登場します。すごいです。

SPMとは?

SPMとは、1分間に読む文字数のことで、英語のWPM(1分間に読む単語数)にあたる数値です。す。中国語ネイティブの話すスピードは、SPM150〜200程度です(もっと早口の人がいっぱいいますが汗)ので、目安にしてみてください。

自分の読むスピードが数字で見えるので、成長を自分で感じることができます!

④実際にやってみた画面

実際にGeminiで作ったCanvasアプリがこちらです。

音読スピードを測定

中国語の文章を貼り付けて、緑のボタン「開始朗読」を押して音読すると、

・文章の文字数
・読んだ時間
・SPM(朗読速度)

が自動で計算されます。

みなと
みなと

私が少し急ぎめで読んだところ、SPM177と出ました。タイムを上げようと思うか、きっちり読もうと思うか。のせめぎ合いでした。

①~④のステップで、一度webアプリを作ってしまえば、Geminiを開けば残っているので、①だけを何度も繰り返して、色んなパターンの文章を作ってもらうと「朝。起きたらコーヒー」に関する単語や表現がどんどん自分のものになっていきます。

元々が自分事なので、毎朝起きたらご自身で中国語で実況中継しながら、朝のルーティンをこなしていくと、どんどん中国語が伸びます。ぜひためしてみてくださいね。

ここまでするのはちょっと大変だと思う方へ

ここまでの方法はとても面白いのですが、

「そこまで準備するのは少し大変…」

と感じる方もいらっしゃると思います。

そんな場合は、もっと簡単な方法でも練習できます。

Geminiにシャドーイング用テキストを作ってもらう

②のGeminiにピンインをつけてもらったあと、次のようにお願いしてみてください。

この文章をシャドーイング用に区切ったテキストを作ってください

するとGeminiが

我有一个 / 每天都做的习惯 / 那就是 / 一早起就喝咖啡。

のように、
読みやすいリズムで文章を区切ってくれます。

この斜線の部分を意識して音読すると、中国語のリズム(語感)が養われます。

スマホの読み上げ機能で練習する

このシャドーイング用テキストを、スマホに貼り付けます。

そして文章を選択して

「読み上げ」

を押すと、スマホが中国語を音声で読んでくれます。

その音声を聞きながら

・音読
・シャドーイング の練習をすることができます。

この方法でしたら、アプリを作らなくても、すぐに練習できます。

みなと
みなと

スマホの設定で読み上げ機能をオンにするのと、標準の言語を「中国語」にしておく必要があります。

AI中国語学習シリーズ

当サイト「だけチャイ」では、AIを活用した中国語学習について、以下の記事で詳しく具体的な方法を解説しています。

AI(ChatGPT・Gemini)で中国語を学ぶ7ステップ
AI中国語学習のメリットと落とし穴
AIで中国語単語帳を作る方法|ChatGPT・Gemini+Quizletで自分専用ボキャブラリー
・AIリスニング練習の具体的な方法

まとめ|AIを使うと中国語教材を自分で作れる

GeminiなどのAIを使うと、普段あなたが話している話題で

・中国語文章
・ピンイン
・シャドーイング用テキスト
・音読トレーニング まで、すべて簡単に作ることができます。

ナローリーディングは、同じテーマの文章を繰り返し読むことで、語彙力と表現力を同時に伸ばせる効果的な学習方法です。

ぜひGeminiを使って、自分だけの中国語音読テキストを作ってみてください。

みなと
みなと

中国語で200ワードの文章だと、割とボリュームがありますので、最初は50ワードや100ワードからGeminiに作ってもらって、使い心地を試してみてください。

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